ルワンダは内戦の影響もあり、コーヒー生産国としては近隣のタンザニアなどに後れをとってきたものの、2008年にはアフリカ大陸で初めてのカップオブエクセレンス開催国になるなど、近年、高品質なコーヒーの生産国として急速に注目が集まってきています。
【国の基本情報】
- 国名:ルワンダ共和国(Republic of Rwanda)
- 面積:26,300㎡(北陸3県+新潟県と同じくらい)
- 人口:約1,100万人
- 首都:キガリ
- 主要言語:キニアルワンダ語、英語、フランス語
- 主要宗教:キリスト教、イスラム教
- GNI:$64億(2011年)
- 通貨:ルワンダフラン
- 【対日貿易】
- <貿易額(2012年)>
- 日本への輸出:2億円
- 日本からの輸入:16億円
<主要品目> - 日本への輸出:コーヒー、雑貨
- 日本からの輸入:自動車,オートバイ,医療関連機械
【ルワンダコーヒーの特徴】
- ★ルワンダでのコーヒー栽培は植民地時代に始まりました。
- ★今でも大規模農園はなく、50万にも上る小規模農家が生産に携わっています。
- ★農業国であるルワンダにとって、コーヒーは最も重要な輸出作物です。
- ★ルワンダの自然環境はアラビカ種のコーヒーの生育には理想的な条件が揃っています。
⇒1500m以上の標高、火山性土壌、年間通して豊富な雨量、昼夜の寒暖の差 - ★コーヒーハンターの川島氏の努力で、遅れていたルワンダのコーヒー栽培の技術も徐々に改善してきているようです。
- ★スターバックスもルワンダのコーヒー生産のサポートを行っています。
- ★良質なルワンダコーヒーは、華やかでフルーティ。甘さの余韻が長く続く魅力的な風味です。
- ★主な輸出国は、ドイツ・ベルギー・フランス・アメリカです。