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Coffeeコーヒーの話

2019.06.07 更新 コーヒーニュース新商品のニュース 906 Views

貝印 スペシャリティコーヒーミル発売というプレスリリースについて

2014年10月2日の貝印のプレスリリースで「スペシャリティ コーヒーミル「The Coffee Mill」発売」という発表がありました。

ミカフェート代表でコーヒーハンターの異名を持つ川島良彰氏とのコラボ商品ということです。

業界初の新技術「フィックスグラインド機構」が目玉で、従来のコーヒーミルより粒度のばらつきが抑えられ、雑味の元になる微粉の量が減るようです。

従来のコーヒーミルが上下にある挽き臼の片方だけを固定するのに対して、今回貝印が開発した「フィックスグラインド機構」は上下ともに固定することで動作のブレが減少し、結果粒度が安定し、微粉も減る、ということです。

プレミアムシリーズが10,000円、10月20日発売。スタンダードシリーズが4,000円、12月発売予定。

更に今後、ドリッパーやサーバーも出てくるようです。

業界初の新技術を採用したコーヒーミルを、コーヒー器具メーカーではない貝印が作ったというところが驚きです。やはり微粉をなるべく少なくするというのは、美味しいコーヒーを淹れるためには重要なことなんでしょうか。
微粉は少ない方が過抽出にならないので美味しくなりますね。抽出に最適な時間は粒の大きさによって変わるので、粒の粗さがそろっていないと、抽出オーバーになる粒が出てきます。微粉は字のごとく非常に細かい粒なので、過抽出になってしまいますからね。ただ、歯の両方を固定すると、粉砕時のエネルギーがコーヒー豆に熱として伝わって、風味が損なわれる可能性もあると思うのですが、その辺はどうなのか気になりますね。実際に使ってみて、コーヒーを淹れてみるのが一番ですね。発売が楽しみです。
今後の展開で、ドリッパーやサーバーも作ると書いてありますね。元々ペッパーミルを作っている会社なので、コーヒーミルはまだわかるんですが、ドリッパーとなるとそれこそ貝印のイメージとは遠いですね。一体どんなものが出てくるのか、想像つきません・・・
元々貝印は、カミソリで有名な会社ですが、今ではかなりいろいろな分野の商品を作っていますね。その中で、ようやくコーヒー業界に進出してきたなって感じですね。やはり、昨今のコーヒーブームの影響でしょうかね。コンビニがレギュラーコーヒーを提供したりする時代ですから、コーヒー業界は大きな再編の波にさらされていますね。今後が楽しみです。
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