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Coffeeコーヒーの話

2019.06.07 更新 コーヒーニュースイベントのニュース 978 Views

「スタバの鳥取進出目前、県など勝手にスナバキャンペーン」というニュースについて

2015年5月22日の朝日新聞デジタルに、スターバックス進出に合わせて行われる鳥取県のPRキャンペーンについてのニュースが掲載されていました。

鳥取県では5月23日に鳥取市に“スターバックスコーヒー シャミネ鳥取店”がオープン。それに合わせて、鳥取珈琲文化振興会が「勝手にスナバキャンペーン」と称して、県産品が当たる抽選会や市内の喫茶店の紹介、市内喫茶店のコーヒー飲み比べなどが行われているようです。

「すなば珈琲」では、市内喫茶店紹介マップを作製して店に置いたり、スタバのレシート持参でコーヒー半額キャンペーンを行ったりしているようです。

抽選会では、鳥取砂丘の砂で焙煎した砂コーヒーというものも当たるそうです。砂で焙煎とはどういうことでしょう。気になります・・・。
石焼き芋方式ですかね?
しかし、スタバひとつでここまで大騒ぎになるとは、スタバの影響力の大きさに驚かされます。
鳥取では他に大きなニュースがないのかと思いきや、NHKや民放テレビ各社でも大々的に取り上げられていて、全国的なニュースになっています。
地方ブームとコーヒーブームの掛け算の影響でしょうかね。
「総務省の調査によると、鳥取市はコーヒーの1世帯当たり購入量が県庁所在地と政令指定市の中で全国2位(2012~14年の平均)」とありますが、これは知りませんでした。「喫茶代」だと名古屋市・岐阜市がいつもダントツですが、コーヒー消費となるとまた違うんですね。家計調査のデータを見てみましたが、1位は金額・量とも京都市でした。鳥取市は量では全国2位ですが金額では15位。スタバ進出や鳥取珈琲文化振興会の影響で消費金額のほうも今後増えてくると面白いですね。
この手のデータは、データの定義が重要ですから、表面的な言葉面に惑わされないといけませんね。コーヒー消費には、レギュラーコーヒーもインスタントコーヒーも入っていたと思いますし、喫茶代も喫茶店に行って必ずコーヒーを飲むとは限らないので、本当のコーヒー好きの県はどこかというのは、難しいですね。最近は、インスタントコーヒーとレギュラーコーヒーの中間的なものも出てきて、提唱している会社がコーヒー協会離脱などの影響もでてきています。言葉って難しいですね。時代とともに変わってもいきますからね。
砂場コーヒーって、なんだかジャリジャリしてそうで、おいしそうじゃないんですが、子供のおままごとを思い出すのは私だけ?(笑)
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