半熱風式焙煎機は、基本的な構造は直火式と同じです。
できた熱風の取り込み方が熱風式と同じになります。
直火式と熱風式の両方を取り入れているので、半熱風式といいます。
また、半熱風式焙煎機は、バーナーの炎が直接ドラムにあたらないようになっています。
炎が直接あたらないので、焦げ味や尖った苦み(スモーキーフレーバー)がつきにくいようです。
火力を高く設定することが可能なので、直火式に比べると短い時間で焙煎することができます。
熱の通りが良いので、水分量の多いニュークロップでも簡単に焙煎出来るようです。
香ばしさを表現するのは直火より弱いですが、豆の膨らみはよく、万能です。
設置もコンパクトで、熱風式の熱コントロールのしやすさも備えているので、小型から中型の焙煎機に採用されているようです。
商品として、安定した味が必須で、同じ味を再現することをしやすい、熱風式、半熱風式の普及が高くなっています。
小規模の自家焙煎珈琲店では、コンパクトな半熱風式焙煎機を採用する店が多いようです。
Coffeeコーヒーの話
2019.06.07 更新 コーヒーを知る楽しむ焙煎 2740 Views