パーチメントは、コーヒーの果実の種皮のことです。
果肉を取り除くと、パーチメントに包まれたコーヒー豆が出てきます。
お米で言う、「玄米」の状態ですね。
一般的には、精製の段階でパーチメントを機械によって取り除いて輸出されます。
そのパーチメントを取り除く前のものは「パーチメントコーヒー」と呼び、そのまま輸出されることもあります。
パーチメントのついた状態の豆は、傷みづらく保存性が高いと言われています。
パーチメントのついたまま保管し、輸出直前に脱穀されるようです。
コーヒーの苗木を育てる時は、パーチメントのまま苗床に蒔きます。
パーチメントがついたままの豆は、胚芽が生きているんですね。
脱穀しないで輸入し、注文ごとに脱穀、焙煎しているお店もあるようですよ。
Coffeeコーヒーの話
2019.06.07 更新 コーヒーを知る楽しむコーヒー豆の基礎知識 3602 Views