ブルンジは隣国のルワンダと同様、小国ですが近年品質の高いコーヒーの生産国として注目を集めています。
2012年にルワンダに次いでアフリカで2番目のカップオブエクセレンス開催国となりました。
【国の基本情報】
- 国名:ブルンジ共和国(Republic of Burundi)
- 面積:27,800㎡(東海4県よりやや狭いくらい)
- 人口:約900万人
- 首都:ブジュンブラ
- 主要言語:フランス語、キルンジ語
- 主要宗教:キリスト教、伝統宗教
- GNI:$21億(2012年)
- 通貨:ブルンジフラン
- 【対日貿易】
- <貿易額(2012年)>
- 日本への輸出:2570万円
- 日本からの輸入:7億円
- <主要品目>
- 日本への輸出:コーヒー、茶
- 日本からの輸入:自動車,オートバイ
【ブルンジコーヒーの特徴】
- ★ブルンジのコーヒー栽培は1930年ごろ、ベルギーの植民地時代に始まりました。
- ★タンザニアの隣、ルワンダの南に位置し、国土の大半が丘陵地帯や山岳地帯です。ルワンダ同様、小さいが自然環境に恵まれています。
- ★農業国でコーヒーがNo.1輸出品。外貨獲得の90%がコーヒーです。
- ★小規模農家がほとんどで、貧しくて農薬や肥料が買えないこともあり、有機栽培が主流です。
- ★ブルンジは打楽器音楽が有名で、「Ngoma」という、“太鼓”を意味するコーヒーブランドがあります。
- ★ブルンジコーヒーはしっかりした甘みが特徴で、華やかさよりも丸みのあるマイルドな酸味はアフリカの他の国とは一線を画しています。
- ★主要輸出国は、ベルギー・ドイツ・オランダ・日本・アメリカなどです。