パーコレーターは、コーヒーを抽出する器具のことです。
また、この器具を使ってコーヒーを抽出する方法のことを言います。
1827年フランスで発明され、アメリカでは開拓時代から使われていたそうです。
バスケットに粗挽きしたコーヒー豆を入れ、水をかごの下まで入れ、火にかけるだけです。
水が沸騰して蒸発した圧力でお湯がポットの中を循環し、バスケット内を通ることで抽出される方法です。
ふたに透明なつまみ部分があり、そこからコーヒー液の濃さをみて、自分好みになったら火を止め、バスケットを取り除き、注ぎます。
粉の量と抽出時間を、メモしておくと良いみたいです。
他の抽出方法と違い、フィルターを使わないこと、構造が簡単で故障が少ないこと、洗うのも簡単です。
その反面、コーヒー液の色だけで抽出の終わりを判断するのは、初心者には難しいです。
薄い味から濃い味までは簡単に調節できますが、味が安定しないことや、コーヒーの液が加熱され続けることで酸化した味になってしまうことで、珈琲店ではあまり見かけないようです。
アウトドアでは、手軽さと頑丈さから、よく使われるそうです。
Coffeeコーヒーの話
2019.06.07 更新 コーヒーを知る楽しむ器具 1232 Views