ブルーマウンテン
ジャマイカのブルーマウンテン山脈の限られた地域で栽培されています。
ブルーマウンテンは、毎日同じ時間になると霧に覆われ、程よい日差しも入り、雨も程よく降るので、コーヒーの木には良い気候です。
急斜面にコーヒー農園があり、土壌の水はけも良いそうです。
昼夜の気温差があることも、美味しい珈琲が育つには必要です。
ブルーマウンテンで育った豆すべてがブルーマウンテンコーヒーと認められるわけではありません。
標高914m〜1524mの間で育った豆だけが、ジャマイカブルーマウンテンコーヒーと認められます。
そして、厳密な検査をクリアして、ジャマイカブルーマウンテン協会に認証された豆だけがブルーマウンテンコーヒーとして名をつけられます。
しかし、日本に輸入されているブルーマウンテンのすべてが許可を受けた豆ではないことも多く、本当のブルーマウンテンを見つけることは困難なようです。
また、仕入れ値も1kg4000円〜5000円(2013年)もするので、とっても手に入れにくいコーヒーですね。
ほとんどのコーヒーは麻袋に入れて出荷されるそうですが、この豆は樽で出荷されることでも有名です。
ブルーマウンテンコーヒーは、アラビカ種の中でも原種に近いアラビカティピカが使われているそうです。
楕円形の豆で、香り高く、酸味もあり、とても繊細な味だそうです。
Coffeeコーヒーの話
2019.06.07 更新 コーヒーを知る楽しむ生産地中米 1545 Views