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Coffeeコーヒーの話

2019.07.12 更新 コーヒーを知る楽しむ 26 Views

コーヒー豆の保存容器、どうしてますか?

・意外に難しい?コーヒー豆の保存

いろいろなQ&Aサイトを見ると、
「コーヒーをおいしく保つにはどうしたらいいの?」
「保存の方法、なにが正解?」
といった質問をよく目にします。
やっと見つけた、お気に入りのコーヒー。豆のままの状態にしろ、挽いて粉にした状態にしろ、フレッシュなコーヒー豆の味と香りを、最後の一杯まで楽しみたいですね。
そんなコーヒー好きのあなたに、私が考える最良の保存容器の選び方をご紹介させていただきたいと思います。

「コーヒー豆の保存方法」については、こちらをご覧ください

http://bacas.jp/knowledge/コーヒー豆の保存方法/

・コーヒー豆、コーヒー粉を常温で保存するのに適した容器とは

コーヒー豆の保存に向いた保存容器を選び方から考えてみましょう。

まずは、あなたが保存したいコーヒー豆の量をあらかじめ把握しておくとスムーズです。豆のままなら約2週間分、挽いた粉なら2~3日で使いきれる分量が目安です。
常温でコーヒー豆を保存するための保存容器には、湿度をシャットアウトし、酸素を追い出して、光を通さない素材が最適です。
また、深煎りのコーヒー豆をお好みの方は、コーヒー豆の油分のことも考えておくとベター。深煎り豆は、ピカピカ光って見えるほどオイリーなもの。ご存知のように、すべてのコーヒー豆には油分があり、それがそのコーヒー豆独特のコクや味わいのもとになります。ちょっと詳しく説明すると、煎りが深くなるにしたがって細胞壁がより壊れ、コーヒー豆内部の油分が表面に出てきやすくなるのです。一般的に、深煎りのコーヒー豆のほうが浅煎りのコーヒー豆より賞味期限が短いのも、こんな理由があるからなのですね。コーヒー豆にとってなくてはならない油分ですが、保存容器についたまま長時間放置してしまうと、酸化によって匂いが出やすくなります。それを防ぐには、保存容器内のコーヒー豆を入れ替えるたびに、保存容器の内部についた油分が拭き取るのがおすすめ。作業がしやすい広口の保存容器を選んでおくと安心です。

「で、具体的に、どんな保存容器がいいの?」という方のために、常温保存におすすめのコーヒー豆用の保存容器の条件を、いくつかご紹介しましょう。

1.湿気を防ぐ
高温多湿の日本、コーヒーに限らず、食品の保存に湿気は大敵。蓋付きの保存容器で、ゴムやパッキンなどがついている密閉性の高い保存容器がいいですね。シンクなど水の近くに保存容器を置かない心配りもお忘れなく。

2.酸素を防ぐ
どんな保存容器も、中身が減れば、その分、空気の量が増え、酸素の量も増えます。豆なら2週間分、粉なら2~3日分を目安に、大きすぎず適正なサイズの保存容器を選ぶことをおすすめします。多少、値が張りますが、コーヒー豆保存用の脱酸素剤や、保存容器の中の酸素を追い出すバルブがついた保存容器もありますので、ご予算やこだわりに応じて保存容器を探してみてください。

3.光を防ぐ
コーヒー専門店などで見かける、コーヒー豆がぎっしり入ったガラスの大きな瓶。インテリアとしても素敵ですね。「光を防ぐ」という点を重視するなら、ホーローの保存容器や金属製の保存容器、色の濃いプラスチックの保存容器などがおすすめです。ただ、ガラスならではの清潔感や、コーヒーが見える楽しさ、におい移りの少なさなどの良さもあります。いずれにせよ、保存容器は直射日光や光の当たらない場所に置くことを心がけてくださいね。

4.コーヒータイムが楽しくなるようなデザイン
キッチンやダイニングテーブルに保存容器を置いておくなら、ほかのテーブルウェアやインテリアとのバランスも大切にしたいもの。
「かわいいデザインに一目ぼれ」という保存容器の選び方も、コーヒーライフの楽しみ方としてはアリだと思います。見ていて楽しく、コーヒーを入れるのがうれしくなるような保存容器、見つけてくださいね。

○まとめ

長々と述べてきましたが、最後に、保存容器選びの要点をおさらいしておきましょう。
1.コーヒー豆を劣化させる原因は、a.高温・b.多湿・c.酸素・d.光の4つ。

a.高温・多湿・光対策には冷蔵・冷凍庫に保存容器を入れる
b.多湿対策には密閉タイプの保存容器
c.酸素対策には脱酸素剤や酸素吸引バルブの付いた保存容器
d.光対策には陶器・ホーロー・金属などの素材の保存容器が有効
2.コーヒー豆の風味が保てるのは、冷凍で数か月、常温で2週間程度。
3.コーヒーを挽いた粉の状態なら、冷凍で2~3週間、常温で2~3日を目安に
4.あなたのコーヒーとのお付き合いの仕方をチェック。
コーヒーを豆で買うか、挽いた状態で買うか。
まとめ買いしたいか、少量ずついろいろ試したいか。
冷凍庫、冷蔵庫に保存できるか、キッチンなどで保存したいか。
コーヒーをおいしくいただくために、手間や予算をどれくらいかけるか。

コーヒーが好きな人の数だけ、コーヒーとのお付き合いの仕方があり、それぞれが求める保存容器も違ってきます。保存容器についてのQ&Aが幾度となく繰り返されるのも、正解や間違いというより、スタイルの差のように思います。コーヒー豆の保存に関する基礎知識を押さえたら、あとはあなたの暮らしにあわせて、自由に楽しく保存容器を選んでくださいね。

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