ハワイは高級コーヒーの産地として有名ですが、実際に飲んだことのある人は意外と少ないのではないでしょうか。
ハワイはご存知、アメリカ合衆国の1つの州。コーヒー生産地の中では珍しい、先進国にある産地です。先進国で人件費が高いことがまずハワイのコーヒーの価格が高い一因ですが、先進国なので農園の管理などはとてもしっかりしているようで、しっかりと品質の高いコーヒーが生産されているのも事実です。
【地域(州)の基本情報】
- 州名:ハワイ州
- 面積:28,311㎡(うち約4割が水域)
- 人口:約130万人
- 州都:ホノルル
- 主要言語:ハワイ語・英語
- 主要宗教:キリスト教
- 州内総生産:583.07億ドル(約5兆円) (2007年)
(情報元:Wikipedia)
ハワイは1898年にアメリカに合併され、1959年に50番目の州となりました。大小24の島々からなり、面積順にハワイ島、マウイ島、オアフ島、カウアイ島、モロカイ島などがあります。
コーヒー生産地として最も有名なのはハワイ島西部のコナ地方で、「ハワイコナ」ブランドがよく知られていますが、それ以外の島でもコーヒーが生産されていることはあまり知られていません。コナのあるハワイ島以外では、オアフ島、マウイ島、カウアイ島、モロカイ島でもコーヒーが生産されています。
【ハワイコーヒーの特徴】
★アメリカで唯一コーヒーを生産しているのがハワイ州。ホワイトハウスの公式晩餐会では必ずコナコーヒーが出されるとか。
★苦みが少なく柔らかな酸味と甘い香りですっきり爽やかな味わいが特徴です。
★火山地帯なので、土壌が非常に肥沃。
★コナ地方は標高250~800mとあまり高くないですが、昼夜の寒暖差が大きくコーヒー栽培に適した自然環境が揃っています。
★コナコーヒーは粒の大きさと欠点豆の含まれる割合によって格付けされます。「エクストラ・ファンシー」が最高品質で、「ファンシー」「No.1」と続きます。