コーヒー生産国の生産量ランキングです。
赤道を中心に北回帰線から南回帰線の間のコーヒーベルトにはたくさんのコーヒー生産国があります。その中で特に生産量が多い国・産地はどこなのでしょうか。必ずしも有名産地が生産量が多いとも限らないのが面白いところです。
[順位] [生産国・地域] [2014/15シーズン生産量(単位:千袋)] [日本への輸出量割合]
(1) ブラジル 50,000 約5%
(2) ベトナム 29,000 約5%
(3) コロンビア 12,000 約10%
(4) インドネシア 8,900 約8%
(5) エチオピア 6,400 約5%
(6) インド 5,100 約0.1%
(7) ホンジュラス 5,000 約3%
(8) ペルー 4,500 約1%
(9) ウガンダ 4,000 約1%
(10) メキシコ 3,700 約0.5%
(11) グアテマラ 3,600 約15%
(-) タンザニア 800 約20%
(-) ジャマイカ 25 約25%
※生産量:USDA統計に基づく、輸入量:財務省輸入統計に基づく
※アラビカとロブスタ合わせた生産量
ブラジルの生産量はやはり別格。世界の生産量のおよそ3分の1を占めます。
近年急激に生産量を伸ばしているベトナム、生産量のほとんどがロブスタ種です。
日本への輸入量割合が多いのが、コロンビア、グアテマラ、タンザニア、ジャマイカ。タンザニアとジャマイカは銘柄名にすると人気の理由がわかります。
・タンザニア→「キリマンジャロ」
・ジャマイカ→「ブルーマウンテン」
上記はアラビカとロブスタを合わせたランキングですが、アラビカだけだと以下のようになります。
(1) ブラジル
(2) コロンビア
(3) エチオピア
(4) ホンジュラス
(5) ペルー
つまり、ベトナムとインドネシアはロブスタの生産が多いということですね。
Coffeeコーヒーの話
2019.11.18 更新 コーヒーを知る楽しむ生産地アジア・太平洋アフリカ中米南米 4428 Views