お気に入りのコーヒーのおいしさを、最後まで保ってくれる保存容器。コーヒー好きなら必需品ですね。通販で手に入れたコーヒー豆にしろ、挽いた状態のコーヒー粉にしろ、最後の一杯まで最高の味と香りを楽しみたいもの。そのためには、コーヒーの大敵である、高温・多湿・酸素・光からしっかりとコーヒーを守ることが大切。保存方法の良し悪しでコーヒー豆の味と香りが大きく変わってくるだけに、機能的なコーヒー専用の保存容器を用意したいものです。
このコーヒー専用の保存容器、英語ではキャニスターというのだとか。キャニスターと聞いて掃除機を連想した方もいらっしゃるかもしれませんね。少し前まで、国内の大手家電メーカーから、キャニスターという名称の掃除機が販売されていました。もしかしたら、キャニスター弾を連想したマニアな方や、ガラスで固めた放射性物質を密閉する容器を思い浮かべた方も社会派の方もいらっしゃるかもしれません。
このキャニスター(canister)の語源には諸説ありますが、ギリシャ語の「柳細工のカゴ」や、ラテン語の「バスケット」とされているようです。古今東西、人間は、中身に合わせた入れ物をあれこれ吟味してきたのですね。自分好みに入れたコーヒーをいただきながら、ギリシャやラテンの人たちの暮らしをあれこれ想像するのも楽しいかもしれません。
あなたはどんなキャニスターをお使いですか?
Coffeeコーヒーの話
2019.12.13 更新 コーヒーを知る楽しむ知る器具コーヒー豆の基礎知識珈琲豆知識 2567 Views