2014年5月22日のSankei Bizに「“コンビニカフェ”の競争激化 「ついで買い」狙う重点戦略」という記事が載っていました。
昨年度から好調のコンビニコーヒーですが、やはりコンビニ各社とも戦略上重要と位置付けているようで、今年は更にカフェサービスの強化に乗り出すとのことですが、その内容は各社さまざまです。
ローソンはアイスティーの投入。
サークルKサンクスは喫茶室併設店舗の導入。
セブンイレブンはマシンを2台に増加。
ファミリーマートは100円への値下げとイートイン設置。
Coffeeコーヒーの話
2019.06.07 更新 コーヒーニュース新商品のニュース新サービスのニュース 1164 Views
「“コンビニカフェ”の競争激化 「ついで買い」狙う重点戦略」という記事について
昨年のコンビニコーヒーは各社だいたい100円ちょっとで挽きたてが飲めるという部分で共通していて、それほど大きな違いはなかったと思いますが、今年はそれぞれ違った方向性を打ち出してきていますね。ローソンはこの記事にはないですが“シングルオリジン”という高級ブランドも投入し、商品のバリエーションが豊富な印象です。セブンイレブンはとにかく量で勝負でしょうか。サークルKサンクスとファミリーマートのイートイン設置は、ミニストップとの差別化もポイントになりそうです。
コンビニはレギュラーコーヒーの販売に躍起になっていますね。缶コーヒー売り場に、「ちょっと待って、缶コーヒーで満足できますか?」なんて張り紙がしてあるところもあるくらいですから。確かにメーカー主導の型番仕入れの缶コーヒーより、店舗主導のサービスとしてのレギュラーコーヒーでは、粗利が雲泥の差ですから、缶コーヒー飲まれるくらいならレギュラーコーヒーの方が儲かるし、お客さんもいいもの飲んでる感というか、プチ贅沢感もあって、コンビニコーヒーは店も消費者もうれしい商品ですよね。困るのは、缶コーヒーメーカーと町の喫茶店といったところですが、両方ともこのままでは厳しいですね。レギュラーコーヒーが100円で出てきてカフェのように休憩もできてしまうんですから。
コンビニコーヒーはその安さが大きなウリとなっていますが、今年に入りブラジルの干ばつでの生産量減という話もあるので、その安さが維持できずに値上がりしていく可能性もありそうですね
中米のさび病の影響もありますから、今後の価格動向は気になりますね。まあ当面は夏でアイスコーヒーがメインになると思うので、アイスコーヒーはベトナムを中心としたロブスタ種を使う店もあるでしょうから、何とかなると思いますが、このままブラジルの干ばつが続けば、冬のホットコーヒーは値上がりの可能性がありますね。
消費税UPや円安での仕入れ値の上昇に加えて、競争激化に減産懸念で価格高騰なんて、コーヒー業界は大変なことになってますね。マスターも頑張ってくださいね。
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