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Coffeeコーヒーの話

2019.12.20 更新 コーヒーを知る楽しむコーヒーのレシピ 8124 Views

アイスコーヒーの作り方

暑い季節は、ホットコーヒーをちびちび飲むより、アイスコーヒーをごくごく飲みたくなる人も多いのではないでしょうか。

家庭でおいしいアイスコーヒーを作るには?手軽なものから本格派なものまで、色々なアイスコーヒーの作り方を紹介します。

 

ドリップ抽出

普段家で抽出するときは、ドリップで抽出する方が多いと思います。その方法は大きく分けて2つあります。

①中から冷やす方法

コーヒーを受けるサーバー、もしくはカップに氷を入れて抽出する方法です。

投入するお湯の量を半分に、つまりいつもの倍の濃さで抽出し、氷で薄めます。

例えば、通常のホットでの抽出時に「お湯:300ml」「コーヒー:20g」で抽出している場合、アイスでは以下のようにするだけです。

「お湯:150ml」「氷:150g」「コーヒー:20g」

⇒ドリッパーにコーヒー20gをセットし、下で受けるサーバーには氷150gを入れておきます。ドリップしていき、300mlの目盛まで来たところでドリッパーを外して抽出完了。かき混ぜて出来上がりです。

この比率で薄い、または濃いと感じる場合はコーヒーの量を調整してみてください。

この方法で淹れたアイスコーヒーは比較的すっきりした印象になります。

②外から冷やす方法

サーバーやカップに氷は入れず、外から冷やす方法です。

通常通りホットでコーヒー抽出したあと、ボウルのような大きめの容器に氷水を入れ、その中にコーヒーが入ったサーバーもしくはカップを入れて冷やしていきます。

この方法は少々時間がかかって手間ですが、氷で薄めない分しっかりと濃厚なアイスコーヒーが楽しめます。

 

★フレンチプレス抽出

フレンチプレスを使う場合も基本的にはドリップと同じです。

①中から冷やす方法

コーヒーを受けるサーバー、もしくはカップに氷を入れておきます。

投入するお湯の量はいつもの半分です。

【例】通常のホットでの抽出時に「お湯:300ml」「コーヒー:20g」で抽出している場合、アイスでは以下のようにするだけです。

「お湯:150ml」「氷:150g」「コーヒー:20g」

⇒コーヒー20gとお湯150mlをフレンチプレスに入れ、4分待ちます。その後、150gの氷を入れたサーバーにコーヒーを注ぎ、かき混ぜれば出来上がりです。

この比率で薄い、または濃いと感じる場合はコーヒーの量を調整してみてください。

 

水出しアイスコーヒー

お湯ではなく水で長時間抽出を行う方法です。お湯を沸かす必要がなく、一晩寝かせれば出来上がるので手軽さがメリットです。

水の量とコーヒーの量の比率は色々なレシピがありますが、わかりやすいものを代表例として掲載します。

>水の量:300ml  コーヒー:30g (水100mlに対してコーヒー10g)  抽出時間:およそ10時間

※コーヒー自体が水分を吸うので出来上がりは50mlほど減少します。

水出し用の器具も売っていますが、お茶パックに挽いたコーヒー粉(ドリップ時と同じ中挽きで良いです)を入れ、水を入れた容器に投入するだけでも十分にしっかり抽出することができます。

一晩寝かせる場所を冷蔵庫にした場合は比較的すっきりした印象に、外で常温で寝かせた場合は比較的濃厚な感じになります。

また、お湯で抽出する場合と違い、水での抽出では苦味が出にくいので、よりまろやかな風味になるのが水出しコーヒーの特徴です。

 

水出しコーヒーの中にはウォータードリップサーバーを使って抽出したアイスコーヒーもあります。一滴ずつポタポタ滴るように設計されていますので、上部の水がなくなるまで、ひたすら待つだけです。家庭用ウォータードリップサーバーを使用すると約2~3時間で滴下が完了します。

 

アイスコーヒーに使うコーヒー豆
よくアイスコーヒーには深煎りの豆が使われることが多いです。これは、低温だと苦味を感じにくく酸味を感じにくいという人間の味覚を考慮したものという考え方が一般的です。また、アイスコーヒーにはスッキリ感が求められますが、酸味より苦味を出した方がそのスッキリ感が得られやすいということもあるでしょう。但し、個人の好みは千差万別なので、まずは色々なタイプの豆でアイスコーヒーを試してみて、自分の好みを探してみるのも面白いでしょう。

 

それぞれ作り方によっても、使う豆でも、アイスコーヒーの味わいは変わってきます。是非ご自分のお気に入りの作り方を見つけて楽しんでください。

 

 

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