ホンジュラスはグァテマラ、エルサルバドル、ニカラグアといった有名コーヒー産国に囲まれた国で、地味ながらも日本の輸入量はグアテマラとほぼ同じ規模です。
ホンジュラスは、生産量が年々増えており、カップオブエクセレンスも開催され良質なコーヒーもたくさん入ってきています。
中米諸国の中でも要注目な存在かもしれません。
【国の基本情報】
- 国名:ホンジュラス共和国(Republic of Honduras)
- 面積:112,492㎡(西日本と同じくらい)
- 人口:約800万人
- 首都:テグシガルパ
- 主要言語:スペイン語
- 主要宗教:キリスト教
- GDP:$184億(2012年)
- 通貨:レンピーラ
- 【対日貿易】
- <貿易額(2012年)>
- 日本への輸出:43.8憶円
- 日本からの輸入:89億円
- <主要品目>
- 日本への輸出:コーヒー、衣類など
- 日本からの輸入:自動車部品、機械類など
【ホンジュラスコーヒーの特徴】
- カリブ海、太平洋、両方に面しており、国土の3分の1は標高1000m以上のコーヒー栽培に適した環境です。
- ホンジュラスでのコーヒー栽培が始まったのは20世紀初めと言われています。
- 主要産地はサンタバルバラ地区。全体の3分の1ほどが同地区で生産されています。
- 全体の9割が小規模農家です。
- ホンジュラスで最もグレードの高い豆はSHG(ストリクトリーハイグロウン)という格付けで、標高1200m以上の高地で栽培された豆です。
- フルーティで柔らかい酸味、ソフトで軽やかなのが特徴です。
- 特にカップオブエクセレンスに入賞するような高品質の豆は、ワインのような上品な風味、柔らかい甘さ、余韻が非常に長い、といった表現がされています。