デミタスは、トルココーヒーやエスプレッソの飲む時に使われる小さなカップのことです。
フランス語で「demi」=半分・少量 「tasse」=カップの意味だそうです。
その点ではデミタスカップというのは、「半分のカップカップ」となり、カップが2重になっていることになる。
また、デミタスをデミダスと間違っている場合があるが、綴りを見れば分かるだろう。
個人的には、デミダスの方が言い易いとか、なんかカッコイイという無意識の感覚で、デミダスになってしまったのかもしれないと思う。
デミタスの響きのイメージから、なんだか堅苦しい文章になってしまった。
日本では、エスプレッソが流行る前から「デミタスコーヒー」はメジャーな存在で、量の少ない濃いコーヒーという認識の方が一般的だと思うし、デミタスと聞いて、エスプレッソを思い浮かべる方は少ないのではないでしょうか。
白色の陶器や磁器で出来ていることが多いという記述もありますが、日本ではむしろ装飾された物の方が多いと思います。
純喫茶でダンディーな紳士がデミタスコーヒーを飲んでいるのがカッコイイというイメージですかね。
バーでバーボンウィスキーってのと似てるかも。
容量は約60〜90ccくらいで、普通のコーヒーカップは約120〜150ccなので、だいたい半分くらいの量ですね。
Coffeeコーヒーの話
2019.06.07 更新 コーヒーを知る楽しむその他 2398 Views