コーヒー豆は適切な方法で保存しないと、すぐに劣化してしまいます。では、適切な保存方法とはどんな方法でしょうか?
まずは、コーヒーを劣化させる悪者をしっかり把握しておきましょう。
◆高温
◆多湿
◆酸素
◆光
主にこの4つです。これら4要素をシャットダウンする保存方法が「適切な」保存方法ということですね。
つまり、酸素の入りにくい密閉容器に入れて暗くて冷たくて乾燥した場所に保存、ということになります。
暗くて冷たくて乾燥した場所とは・・・冷凍庫ですね。冷蔵庫より冷凍庫の方がより低温でしかも開け閉めの頻度も少ないため鮮度が保ちやすいといえます。なお、コーヒー豆は水分量が非常に少ないので冷凍庫に入れても凍ってしまうことはありません。
保存容器は密閉できる瓶のようなものが理想ですが、コーヒー屋さんで入れてくれる袋をそのままでも、しっかり封をすれば十分だと思います。
また、数日で飲みきれる分だけ冷凍庫から出して常温に戻し再び冷凍庫に戻すことはしない、という方法が理想的という説明もあれば、とりあえず冷凍庫に入れておけば良く、冷凍庫から取り出してすぐに抽出しても問題ないとする説明もあり、ディテールは様々です。
前者の説明では、冷凍庫から取り出した直後はコーヒー豆が低温のため抽出温度が下がり、薄くなったり風味が弱まったりするということです。後者の方法でそのような「薄い」「風味弱い」と感じるのであれば前者の方法を採用すれば良いし、気にならないのであれば後者の方法の方が手軽で良いでしょう。
さて、では保存方法によってどれくらい持ちが変わってくるのでしょうか。
まず大前提として「豆のままの保存」か「粉の状態での保存」かで、劣化スピードが全く違ってきます。
次のページで、豆か粉か、常温か冷凍か、で風味が保たれる期間を比較してみましょう。
Coffeeコーヒーの話
2019.12.23 更新 コーヒーを知る楽しむコーヒー豆の基礎知識珈琲豆知識 7525 Views
コーヒー豆の保存方法
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