カカオ豆の胚乳部を「カカオニブ」と言い、それをすりつぶしたものを「カカオマス」と呼んでいます。
具体的には、カカオ豆を発酵⇒乾燥⇒焙煎⇒磨砕しペースト状にしたものを指します。または、そのペーストを固形状(タブレット、フレーク)に固めたものをさして言います。現在では、液体にしたカカオリカーやチョコレートリカー、ビターチョコレートなどもカカオマスと呼んだりしています。
大手メーカーでは、このカカオマスの状態で数種類ブレンドし、嗜好に沿ったチョコレートへ加工していきます。ブレンドはカカオニブやカカオリカーの段階で行われる場合も…。このブレンドされたカカオマスに、砂糖や粉乳、植物油などを加え、さらに磨砕、精錬などの工程を重ねて、お店に並ぶチョコレートにしています。
Chocolateチョコレートの話
2019.04.26 更新 チョコレートを知る楽しむ知る 23651 Views