コナ
ハワイに入った品種。
ハワイ島西岸のコナコーストでおもに栽培されているようです。
アメリカ合衆国で商業用として生産している唯一の州が、ハワイ州です。
アメリカでのもてなしとして、ホワイトハウスの公式晩餐会では、必ずふるまわれるそうです。
ブルーマウンテンと並んで高い豆ですが、偽物も出回っているようです。
高い理由として、豆の貴重さよりも先進国であることで、人件費、土地代が高いといった背景があるようです。
コナ地区は、長さ約32km、幅3、2kmの小さな地区で、年間90万kgの豆が収穫されているそうです。
火山によって土壌が良く、雨量、日照時間、標高といったコーヒー栽培には良い環境で、品質の良いコーヒーが育つようです。
生産量は、世界の1%以下です。
苦みが少なく、嫌みのない酸味、甘い香りが特徴です。
大きい豆ほど、完熟した良い豆になります。
サイズによって選別された豆は、一番大きい豆「エクストラファンシー」といい、最高級がつけられるそうです。
全体の収穫量の15%しか採れないそうです。
順に「ファンシー」「プライム」と級が分かれ、級が高いほど、まろやかで甘味のある豆になるそうです。
ハワイ州の法律で、ブレンドの中の10%以上がコナ地区で収穫された豆が入っているだけで「コナ・ブレンド」とされるようで、安いコナコーヒーは違う品種とブレンドされているようです。
Coffeeコーヒーの話
2019.06.07 更新 コーヒーを知る楽しむコーヒー豆の基礎知識 1229 Views