モカ種
イエメンやエチオピアで栽培されています。
通称「モカ種」と言われ、一種類の品種からでなく、いくつかの在来種の混合品種で、特に決まった品種名がないので通称「モカ種」と呼ばれているようです。
マタリやハラー、シダモなどは栽培地区の名で、品種ではないがコーヒー豆の種別としては使われています。
栽培地の違いで、味が微妙に異なるのは、在来種が少しずつ違うことからのようです。
ちなみに、「モカ」とはイエメン共和国の港町の名前で、隣のエチオピアで栽培されたコーヒー豆もモカ港から出荷されていたため、イエメンやエチオピア産のコーヒー豆を「モカ」と呼ぶようになりました。
そのため、この地域のコーヒーを「モカ種」としたのでしょう。
Coffeeコーヒーの話
2019.07.26 更新 コーヒーを知る楽しむコーヒー豆の基礎知識 3955 Views