ピーベリーは、品種でなく、その形のことです。
コーヒー豆は、実の中で2粒が向き合っているのですが、種子がひとつしか出来ないものがあります。
この種子は丸い形をしていているので「ピーベリー」(丸豆)と呼ばれています。
焙煎しやすく、独特な味で珍重されるようです。
一般的には、生豆の選定の時点で除去されることも多いそうですが、産地によっては、ピーベリーだけを集めて取引されるところもあります。
ピーベリーは枝の先端部分にできやすく、収穫量はかなり少なく希少価値があります。
ピーベリーが出来る原因として、異常交配や降雨量、日照状況など、いろいろな条件が重なることで出来ると言われています。
ほとんどの種類の豆に数パーセントは必ず出来るもので、ハンドピックやスクリーンサイズの選別の時点で取り除かれます。
それでも取り除けなかったピーベリーが入ってることもあります。
ちなみに、普通のコーヒー豆はフラットビーンズ(平豆)と言います。
Coffeeコーヒーの話
2019.06.07 更新 コーヒーを知る楽しむコーヒー豆の基礎知識 4966 Views