ターキッシュ珈琲=トルココーヒー
トルコで生まれたながい伝統あるコーヒーです。
2013年にトルココーヒーの文化・伝統がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
約450年前、オスマン帝国のイエメン統治者オズデミル・パシャによって、コーヒー豆が皇帝に献上されました。
イスタンブルで飲まれるようになってから、ヨーロッパに広まりました。
今でも、中東、北アフリカ、バルカン諸国で飲まれています。
用意する道具は、ティースプーン、ジャズヴェ(ジャズベ)というコーヒー用の鍋。
粉状のコーヒー豆をティースプーン一杯(一人分)と同じ量の砂糖とカップ一杯(一人当たり)をジャズヴェに入れて煮立てます。
沸騰したら火を弱め、浮かんできた泡をカップに入れます。
吹きこぼれる前に火を止めて、カップに注ぎます。
粉が沈んでから、上澄みを飲みます。
好みで、カルダモンで風味を付けることもあるようです。
飲み終わったカップの粉で「コーヒー占い」なんてことも、やってますよ。
トルコのことわざで、「一杯のコーヒーにも40年の思い出」とあります。
他人に一杯のコーヒーをごちそうすれば、その恩はどんな時でも思い出してもらえるという意味だそうです。
Coffeeコーヒーの話
2019.06.07 更新 コーヒーを知る楽しむ知るその他 1804 Views